映画1960年代洋画
ウエストサイド物語 1961年アカデミー賞
映画の冒頭、ニューヨークの摩天楼の空からの俯瞰から一転、スラム街の片隅でバスケットボールに興ずる少年達へ、そこから二つのグループの少年達が街へ繰り出していくプロローグが出色です。
シエクスピアのロミオとジュリエットを下敷きにした映画ということ、ミュージカルが舞台から街に出たと評判になりました。
ナタリーウッドとベイマーの人種を超えた恋、アメリカの人種問題をプアーホワイトとプエルトリコの宿命の対立という設定にした構成力がいきました。
シエクスピアを映画化したものは多数ありましたが、この映画は群を抜いていると私は思います。
シエクスピアのロミオとジュリエットはその二人の恋物語が太い糸でしたが、この映画の場合は、主人公より白人系ジェット団と、ベルナルド(ジョージ・チャキリス)率いるプエルトコ系プシャーク団が主人公でした。
製作・監督:ロバート・ワイズ 音楽:レナード・バーンスタインならばこその映画といえます。
わたし的には、
ジェット団の番頭役(タッカースミスだったかな背の高い俳優)とシャーク団のチャキリス、その恋人リタ・モレノの印象が濃いです。
早まってシャーク団の一員を殺したベイマーを守るために、血気にはやる団員を静める「クールボーイ」のシーンは今も鮮やかに見えてくるのです。
60年代アカデミー賞のナンバーワン作品だと思っています。
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■ 発行者: 詩音 魔
■ 連絡先 hiro1633@leto.eonet.ne.jp
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